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「追い込み漁」で調達禁止=日本協会、国際組織に残留へ-飼育イルカの繁殖推進

注)特定の組織団体とは無関係です

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015052000808
時事ドットコム (2015/05/20-20:43)
日本の水族館で飼育されているイルカの調達方法は世界動物園水族館協会(WAZA、スイス)の倫理規定に反するとして、日本動物園水族館協会(JAZA、東京)の会員資格が停止された問題で、JAZAは20日、問題視された「追い込み漁」による野生イルカの調達を禁止すると発表した。加盟する全国の動物園や水族館で多数決を取り、WAZAに残留する方針を決めた。
 追い込み漁は、漁船から大きな音を出してイルカの群れを湾に追い込む伝統的な漁で、日本では主に和歌山県太地町で行われている。WAZAは追い込み漁を「残酷で手段を選ばない方法だ」と批判し、4月21日付でJAZAの会員資格停止を決議。「1カ月以内に改善しなければ除名する」と日本側に迫っていた。
 JAZAは加盟する動物園89園と水族館63館の計152施設で、WAZAに残留するか、脱退してイルカ調達を継続するかの投票を実施。残留は99票で、離脱の43票を上回った。無効票などが10票あった。水族館63館のうち、イルカを飼育しているのは34館という。
 JAZAは20日の理事会で、追い込み漁を通じたイルカの調達や輸出への関与を禁止し、飼育イルカの繁殖を推進する方針を決定。WAZAに対し、会員資格停止の解除を求める文書を送付した。
 記者会見したJAZAの荒井一利会長は「このままいけば、物理的に(水族館で飼育されている)イルカの数は減っていくことになる」と説明。「今後は野生捕獲に頼るのではなく、飼育下での繁殖に力を入れていく」と述べた。
 イルカの追い込み漁は、太地町の漁の様子を隠し撮りした米ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」(2009年)がきっかけで国際的な批判を浴びた。これに対し、和歌山県は「映画には事実を歪曲(わいきょく)した内容が含まれる」「どの食文化が正しくどれが野蛮だという権利はない」などと反論する見解をホームページで公表している。(2015/05/20-20:43)

水族館資格:「太地町イルカ購入せず」世界協会残留求め
毎日新聞 2015年05月20日 18時13分(最終更新 05月20日 20時09分)
http://mainichi.jp/select/news/20150521k0000m040012000c.html
水族館で飼育するイルカの入手方法を巡り、日本動物園水族館協会(JAZA、荒井一利会長)は20日、世界動物園水族館協会(WAZA、本部スイス)に残留するため、和歌山県太地町での追い込み漁で捕獲されたイルカの購入をやめると発表した。全国152の加盟施設の多数決による結論。発表に先立ち、WAZAに方針を伝え、会員資格停止の解除を求めた。
 JAZAには国内の89動物園、63水族館が加盟し、約30施設がイルカを飼育している。施設内で繁殖させたり、負傷したイルカを保護したりしている施設もあるが、毎年20頭程度は追い込み漁で捕獲された野生のイルカが水族館側に渡っている。
 WAZAは先月21日、追い込み漁が残酷で倫理指針に反するとして、JAZAに対して入手方法を見直さなければ1カ月以内に協会から除名し、それまでは会員資格を停止すると通告。期限が今月21日に迫り、JAZAは全加盟施設に追い込み漁による入手を継続してWAZAを退会するか、中止して残留するかの投票を求めていた。20日の理事会で開票され、得票が多かった「残留」が協会の方針に決まった。
 JAZAの加盟施設は今後、追い込み漁によるイルカの入手ができなくなるため、施設内での繁殖や別の施設などからの購入を目指す必要がある。

 イルカの追い込み漁について、WAZAは2004年に非難決議を採択するなど長年問題視してきた。JAZAはWAZAの提案に従い、展示用のバンドウイルカの捕獲を、食用とは別の時期に、イルカへの負担が少ない方法で実施するなどの対応を取ってきたが、WAZAは昨年、追い込み漁を2年間やめて別の方法を探すよう要求していた。
002.jpg
注)図表は毎日新聞より転載させていただきました

 ◇イルカ追い込み漁

 和歌山県太地町で行われている伝統的な漁。船をたたいてイルカの群れを湾に追い込んで捕獲する。水産庁が年間捕獲の上限を決め、県知事が捕獲許可を出している。昨季の捕獲上限は1971頭で、実際に捕獲されたのは937頭。水族館での飼育用は毎年9月に捕獲し、販売しないイルカは逃がしている。漁を隠し撮りした米映画「ザ・コーヴ」が2010年の米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したことなどをきっかけに、反捕鯨団体の活動が活発化。昨年1月にはケネディ駐日米大使が「非人道性を懸念している」とツイッターに書き込んだことも波紋を呼んだ。


イルカ問題 入手方法改め国際組織に残留へ
5月20日 19時05分NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150520/k10010085921000.html

国内の水族館が「追い込み漁」と呼ばれる方法で捕獲されたイルカを入手していることが倫理規定に違反するとして、「日本動物園水族館協会」が加盟する国際組織から除名処分にすると通告されていた問題で、協会は記者会見をして国際組織への残留を要望する方針を明らかにしました。
そのうえで、加盟する水族館が追い込み漁で捕獲されたイルカを入手することは禁止するとしています。
およそ150の動物園と水族館で作る「日本動物園水族館協会」は、国内の水族館が「追い込み漁」と呼ばれる方法で捕獲されたイルカを入手していることが倫理規定に違反するとして、WAZA=「世界動物園水族館協会」から除名処分にすると通告されています。
WAZAは21日までに改善策を示すよう求めていて、日本動物園水族館協会は20日午後、都内で理事会を開き対応を協議しました。
協会は午後6時から記者会見をして、荒井一利会長が、「WAZAに残留することを要望し、追い込み漁で捕獲したイルカの入手は行わないこととします」と述べ、残留を要望する方針を明らかにしました。
加盟する水族館が追い込み漁で捕獲した野生のイルカを入手したり、輸出に関わったりすることは禁止するとしています。
一方で、「協会として追い込み漁や捕鯨の文化を否定しているわけではなく、国際組織に認められなかったので今回の決定になった」と述べました。
協会によりますと、加盟する動物園や水族館にWAZAに残留するか離脱するか投票してもらい、意向を確認したところ、残留の希望は99票、離脱は43票で、多数決で残留を要望することが決まったということです。
国内では多くの水族館が、イルカの入手を和歌山県太地町で行われる追い込み漁に頼っていて、協会では加盟する水族館の間で協力してイルカの繁殖の促進に取り組んでいくとしています。

太地町長「非常に残念だ」
イルカの追い込み漁を行っている和歌山県太地町の三軒一高町長は、今回の決定について、「太地町で行われているイルカ漁は、和歌山県知事が許可を出している合法な漁業行為であり、こういう結果が出たことは非常に残念に思っている。今後、町としては、合法な行為としてイルカ漁をしている漁業者が町内にいる以上、漁業者を守っていくという姿勢は何ら変わらない」と話しました。

難しいイルカ繁殖の現状
日本動物園水族館協会に加盟する日本の34の水族館では、平成24年末の時点で、287頭のイルカが飼育されていますが、大半が和歌山県太地町で捕獲されたもので、繁殖は進んでいません。
イルカの繁殖は、日本では昭和34年に神奈川県の「江の島水族館マリンランド」が初めて成功して以来、各地の水族館で技術の向上が図られてきましたが、十分な設備やノウハウが必要なことから、成功している水族館は一部にとどまっているのが現状です。
水族館でイルカを繁殖させるには、オスとメスを適切なタイミングでプールの中で出会わせて発情させたり、メスの血液を検査したり、体温を測ったりして妊娠前後の体調を管理する技術が必要です。また、子どもが生まれてもその後の生存率は低いのが現状です。
日本動物園水族館協会によりますと、平成24年には、全国の水族館で31頭が生まれたものの、年末の時点で生き残っていたのは11頭だけでした。イルカをショーで活躍できるまで育て上げるには、母親とともに隔離してけがをしないよう泳がせることや、体調管理を細かくすることが必要です。そのためには、ショーのものとは別に専用のプールを複数用意し、飼育員も高度な技術を持つことが求められることから、繁殖は小さな水族館にとって簡単なことではありません。
さらに、最近では、水族館での繁殖を続けると、近親交配によって、イルカの遺伝的な多様性が失われるリスクもあると指摘されています。こうした問題の解決策として、凍結した精子を受精させる人工繁殖の技術も開発されていて、千葉県の鴨川シーワールドではこの方法での繁殖に成功しましたがまだ、全国的な広がりは見せていません。

海外の水族館はどう調達?
アメリカでは、海産哺乳類保護法によって、イルカの捕獲は原則として禁止されていて、1990年代以降、水族館向けのイルカの捕獲は行われていません。このため、各水族館では、人工繁殖などの技術開発に取り組んでいて、みずから浜に座礁して保護されたイルカなどを除いて、大半が水族館で繁殖したイルカを展示しています。ただ、イルカの保護団体は、ショーを目的とした繁殖そのものをやめるべきだと主張しています。
また、ヨーロッパでもEUに加盟しているスペインやオランダなど15か国の水族館でイルカが飼育されていますが、野生生物取引規則によって輸入が規制されているため、10年ほど前から捕獲されたイルカは原則として輸入されておらず、繁殖が進められています。
一方、アジアやロシアなど旧ソ連の各国、それに、中東地域では、急速な経済発展にともなってイルカを飼育する水族館が増えていますが、こうした国々はおおむね、繁殖の技術が未発達なうえ、イルカを捕獲する漁業者もいないため、大半を日本で捕獲されたイルカに頼っています。ワシントン条約による国際取引の記録によりますと、おととしまでの10年間に水族館などに向けて輸出されたバンドウイルカやその仲間483頭のうち、9割余りが日本からの輸出で、その輸出先は合わせて16の国と地域に上っています。このように、海外の水族館にとっても日本で捕獲されたイルカは欠かせないものとなっています。

「複数の水族館で協力することが必要」
「日本動物園水族館協会」に加盟している福岡市の水族館「マリンワールド海の中道」は、今回の問題を受け、イルカの繁殖にさらに力を入れたいとしています。
この水族館では、飼育している21頭のイルカのうち11頭が、和歌山県太地町で行われている追い込み漁で捕獲されたイルカを購入したものです。
一方で、水族館はイルカの繁殖にも取り組んでいて、平成7年にはショーを行うプールとは別に、繁殖専用のプールを設けました。
イルカの繁殖には多額のコストと高度な技術が必要だということで、この水族館では、これまでに十数頭が誕生しましたが、現在、飼育されているのは4年前に誕生した1頭だけで、生存率を高めることも課題となっています。
高田浩二館長は「ショーのためだけにイルカを飼っているわけではなく、繁殖技術を蓄積することも水族館の役割の1つだ。小さな水族館では難しいが、複数の水族館で協力してやっていくことも必要だ」と話していました。

日本協会、WAZA残留希望へ 太地からイルカ購入せず
2015年5月20日21時13分 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASH5N4VZVH5NULZU00G.html
追い込み漁によるイルカの入手を問題視され、日本動物園水族館協会(JAZA)が世界動物園水族館協会(WAZA、本部・スイス)から会員資格を停止された問題で、JAZAは20日、理事会を開き、WAZAに残留希望を伝えることを決めた。JAZAに加盟する水族館は追い込み漁をしている和歌山県太地町(たいじちょう)からのイルカの購入を禁止されるため、今後同町から入手できなくなる。
 加盟する水族館63、動物園89の全152施設にWAZAに残るか、離脱するかを投票してもらった。有効票142票のうち、残留が99票、離脱が43票だった。残留を決めたことで、加盟施設は今後もWAZAのネットワークを生かし、展示や繁殖のために、スマトラトラやアムールヒョウ、レッサーパンダといった希少種のやり取りができる。
荒井一利会長は記者会見し、「引き続き国際的なネットワークの一員として、動物園、水族館の発展に協力していきたい。今後は飼育しているイルカの繁殖を推進するなど、対応策を検討したい」と述べた。ただ、今回の決定は「追い込み漁(の文化)を否定しているわけではない」とも付け加えた。
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