スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

地下鉄サリン事件:20年 「アレフ」隠し、今も勧誘 占い、ヨガ、そして説法映像

http://mainichi.jp/shimen/news/20150321ddm041040061000c.html
毎日新聞2015年03月21日 東京朝刊
13人が死亡し、約6300人が負傷した地下鉄サリン事件から20年となった20日、現場となった東京都内の駅には犠牲者を悼む献花台が設けられ、遺族らが花を手向けた。「オウム真理教」という名称は消えても後継団体による新たな信者獲得は続き、資産は大きく膨らんだ。一方で、後遺症などを抱える被害者への弁済は滞ったままで、被害者を二重に苦しめる事態が生じている。
 <週末に、カフェで無料の手相占いをします>−−。
 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のこんな書き込みに誘われ、オウム真理教の後継団体「アレフ」に半年間入信した愛知県内在住の30代の女性が毎日新聞の取材に応じた。女性は「その後もアレフであることを隠してヨガ講座に誘い、慣れてくると道場で松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚の説法を聞かされた。計画的な勧誘だった」と証言した。
 2013年2月。SNSを見た女性が名古屋市内のカフェに行くと、7人の男女がテーブルを囲んでいた。その中の上品そうな60代の女が「占師」だった。女性が職場の人間関係の悩みを打ち明けると、女は「悩まずに生きやすくなる講座があります。ヨガも勉強できます」とささやいた。
 後日、女性が教えられた同市内のマンションを訪ねると、インド風の音楽が流れる12畳ほどの板張りの部屋に通された。ヨガ講座の受講料は1回2000円。講師役の男が呼吸法やチベット仏教の教えなどを2〜3時間教え、毎回数人が参加した。純朴そうな雰囲気が気に入り、2週に1度のペースで通った。
 10回目の講座が終了したころのことだ。「ある人を私たちはグルと呼んでいる」。講師らが切り出した。松本死刑囚(60)を「尊敬している」と言い、入信を促された。このころ、風邪をひけば女性信者からお見舞いのメールが届くようになっていた。アレフがオウムの後継団体であることは知っていたが危険な団体には思えなかったという。
 家族に内緒で入信したのは同年8月。入会金など約3万円を支払い、会社帰りに週に1度、ヨガ講座があったマンション近くの道場に通い始めた。祭壇にあったのは松本死刑囚の写真。同死刑囚の声のマントラが流れ、動画の説法も見せられた。道場には多い時で約50人が集まり、子連れや90代の姿もあった。会費は1カ月1500円だったが、通うたびにお布施を求められた。
 しばらくすると、信者獲得のためヨガ講座への参加を求められた。カフェに居合わせた男女の一部はサクラ役の信者だったことも知り、勧誘が計画的だったことに気づいた。悩みを打ち明けるほど親しくなった信者が偽名を使っていたことにもショックを受けた。何も信じられなくなり昨年3月に退会した。
 振り返れば、インターネットの使用を制限し、ビデオ教材で「地下鉄サリン事件は教団の犯行ではない」と主張するなど、普通ではなかった。それでも、当時は疑問を持たなかった。女性は「あのまま通い続けていたら社会との関係を断たれ、独善的な教義に染まっていたかもしれない」と語った。

 ◇2団体の信者1650人 「アレフ」「ひかりの輪」、拠点施設全国に32カ所
2000年1月、オウム真理教は教団の名称を「アレフ」に変更した。無差別大量殺人を行った団体を対象に前年施行された団体規制法の適用を恐れたためとみられる。02年1月には元教団幹部の上祐史浩氏が代表に就任したが、松本死刑囚への帰依を強調する主流派と対立。上祐氏は07年5月に「ひかりの輪」を設立、教団は二つに分かれた。上祐氏は「麻原色」の払拭(ふっしょく)を打ち出すが、警察幹部は「団体規制法の適用を避けるため」とみる。
 警察庁によると、全国の警察が把握している昨年末現在の信者数はアレフが約1450人、ひかりの輪が約200人。両団体の信者約1650人のうち出家信者は約300人に上る。新規信者は12年は256人に上り、昨年も130人が確認された。事件当時は子供だった20〜30代が多く、13〜14年の新規信者のほぼ半数は20代。拠点施設は15都道府県32カ所に上る。
 アレフの信者獲得の手段は、(1)街頭で教育関連のアンケートや、美容や健康の話を持ちかける(2)書店で宗教や精神世界、保育コーナーにいる人に声をかける(3)SNSで「スープカレー作りませんか」などといったイベントを告知する−−などが確認されている。
 相手が話に乗ってくると、アレフであることを隠してヨガ教室への参加を持ちかけ、十数回の講座の終盤に「オウム事件は全てぬれぎぬ」などと主張し、入信を促すという。ひかりの輪はセミナーのほか、各地の神社仏閣を巡るイベントで信者を獲得しているとされる
 ◇被害者への賠償、19億円が未払い
 地下鉄サリン事件から20年が経過した今も、オウム真理教から事件の被害者への弁済は滞ったままだ。破産手続きを通した教団の被害者への賠償は約19億円が未払いである一方、後継団体は資産を増やすという矛盾した事態となっている。
 教団は1996年に破産。被害者の申し立てた債権は約1200件、総額約38億円に上った。約16億8000万円が回収され、残る約21億円を「オウム真理教犯罪被害者支援機構」が引き継いだ。
 教団はこの間、「アレフ」へ改称し、2007年に「ひかりの輪」が分派。公安調査庁によると、00年に約4000万円だった資産は、昨年10月末には両団体で計約6億9000万円と、17倍に膨らんだ。支援機構は約2億円を回収したが、残る支払いは滞り、調停が続いている。


SNSをきっかけに信者拡大 オウム後継「アレフ」の勧誘手口
http://dot.asahi.com/wa/2012092601449.html
(更新 2012/7/ 8 07:00)週刊朝日

平成最大のテロ事件を起こしたオウム真理教。事件から17年を経て、再び組織拡大の気配を見せているという。その中心となっているのは事件を知らない世代だ。
 オウム真理教はすでに宗教法人格を失い、破産したが、2000年に名称を「アレフ」に変えて今も存続している(現正式名称はAleph)。

「勉強以外にも楽しいことがある」
 新入生を迎える4月、特に近畿地方の大学では、学生を装った出家信者が大学構内に入り込み、こんな声をかけながらサークルの勧誘ビラを配る様子が確認されている。
 また、勧誘手段として最近、積極的に活用しているのが、インターネット上の場であるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)だ。宗教やヨガ、占い、精神世界などに興味を持つ人たちにメッセージを送り、返信してきた人たちを、教団名を伏せたヨガ教室に誘い出すのだという。
 アレフの事情に詳しい関係者が、彼らの手口をこう明かす。
「まずヨガ教室でターゲットとの間に人間関係を作るんです。そのうち、9・11テロの陰謀論などを徐々に説き、最後に『実は地下鉄サリン事件も麻原や教団をおとしめる陰謀だった』と言って仲間に引きずりこんでいく。これが彼らの常套(じょうとう)手段です」
 公安調査庁によれば、こうした手段でアレフが新たに獲得した信者は、昨年1年間だけで200人以上。うち6割を35歳未満が占める。信者数の拡大を背景に、近年は預金残高を年に約3千万ずつ増やし、昨年10月には現金などの流動資産が4億円を超えた。
 アレフは引き続き団体規制法にもとづく観察処分の対象になっている。彼らの動向をこれから注意深く見ていく必要がある。
※週刊朝日緊急増刊 オウム全記録


サリン事件の遺族「黙れば教団が残るだけ」 上祐氏拠点の世田谷区で講演 
http://www.sankei.com/affairs/news/151114/afr1511140031-n1.html
2015.11.14 18:46 産経ニュース
元オウム真理教幹部、上祐史浩氏(52)が設立した団体「ひかりの輪」が拠点を置く東京都世田谷区で、地元住民でつくる対策協議会が14日、地下鉄サリン事件の被害者遺族、高橋シズヱさん(68)を招き講演会を開いた。高橋さんは「オウム事件の悲惨さを言い続けたい。黙れば教団が残るだけ」と話した。
 高橋さんは「20年たった今も、事件の後遺症に悩む被害者がいる」とし、「教団は名前を変え、自分たちを正当化している」と批判。ひかりの輪への監視や抗議を続ける協議会メンバーに「一緒に頑張りましょう」とエールを送った。
平成7年3月の地下鉄事件で、教団は都心の地下鉄にサリンをまき高橋さんの夫ら13人が死亡。教団は12年、世田谷区のマンションに拠点を設置した後に分裂。主流派「アレフ」は足立区に移ったが、ひかりの輪が拠点として使い続け、上祐氏ら数人が生活する。
スポンサーサイト
プロフィール

nowhere

Author:nowhere
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。