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<福島県知事選>論戦遠く結論は「棄権」

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141027_61021.html
河北新報
離郷を強いられた人たちに候補者の訴えは遠かった。26日投開票が行われた福島県知事選で、前副知事の内堀雅雄さん(50)が初当選した。福島再生の針路を決める重要な選挙だったが、政策論争は低調。投票率は45.85%と低迷した。とりわけ県外避難者4万6000人に論戦は現実味が薄く、古里の将来像を描けず、棄権した人も少なくなかった。

◎県外避難者、疎外感/判断材料乏しいまま

<県政に不信感>
 「誰がどこで演説しているのか、何を訴えたいのかもよく分からない」
 飯舘村から栃木県上三川町に避難する会社員男性(44)は、一票を投じることができなかった。
 選挙公報は届いたものの、舌戦は直接耳に入らない。インターネット選挙も解禁されたが、自宅はネットに接続していない。
 「選挙がこんなに遠いとは。自分のたった1票では、きっと何も変わらないだろう」
 判断材料が圧倒的に乏しいことに気付いた時、諦めと疎外感を感じずにはいられなかった。
 川内村から千葉県東金市に身を寄せる武田敏さん(71)も迷った末に棄権した。「どの候補もその場しのぎの言葉だけ。期待できる人がいなかった」と打ち明ける。
 根底にあるのは県政への不信感だ。県からアンケートは何度も届くが、現況を確かめる内容ばかり。避難者の声をくみ取ってもらえているとは思えない。以前の田舎暮らしに戻るのは無理だと思っている。

<「国と対等に」>
 一方、南相馬市小高区からさいたま市に避難する農業横田芳朝さん(69)は、介護をしている93歳の母親が体調を崩し、不在者投票の機会を逃してしまった。
 「母親もおり、わざわざ南相馬に戻って投票するわけにもいかない。恥ずかしながら今回は棄権してしまった」とため息をついた。
 南相馬の自宅には果樹園と田んぼがある。
 「除染をしても放射線量は高い。でも、いつの日か農業を再開して復興を支えたい」
 横田さんは古里をずっと思い続けてきた。福島の地元紙を購読し、知事選では候補者情報を毎日かき集めた。だが、今回ばかりは、南相馬と埼玉と間に横たわる「距離」の前に投票を諦めざるを得なかった。
 「国は東京オリンピックのことで被災者のことを忘れている。新しい知事は、福島のことを考えて国と対等に交渉してほしい」。横田さんは無念さを口にした。

<薄い政治の影>
 県内の避難者にとっても政治の影は薄い。
 浪江町から福島市の北幹線仮設住宅に避難する80代女性も、投票所に足を運ばなかった。
 「今まで選挙のたびに期待したけれど、選挙が終わったら約束を忘れる人ばかり。仮設住宅に暮らしてもう3年以上。惰性で生きる私にとって、知事選なんて遠い話」
2014年10月27日月曜日

福島知事に前副知事の内堀氏が初当選 県政の継承訴える
2014年10月27日00時41分 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASGBV5SK6GBVUGTB009.html
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後で初となる福島県知事選が26日、投開票され、自民、民主、公明、社民の各党が相乗りで支援する前副知事の内堀雅雄氏(50)が、無所属新顔の6人による争いを制して初当選した。世界が注目する福島の復興にどう道筋をつけるか、手腕が問われる。投票率は45・85%で、過去最低だった前回42・42%に次ぐ低さだった。

 知事選では被災者の生活再建やまちづくり、再生可能エネルギーの進展などが問われた。全候補が県内原発の全基廃炉で一致した結果、脱原発は大きな争点にならなかった。

 内堀氏は佐藤雄平知事の後継者として県政の継承と発展を掲げた。各党の支持層に加え、地元市町村の首長、業界団体からも幅広い支持を集めた。共産、新党改革の支援を受け、県外の脱原発も訴えた前岩手県宮古市長で医師の熊坂義裕氏(62)や、県の事故後の対応を批判した前福島県双葉町長の井戸川克隆氏(68)らの支持は広がらなかった。
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